国立がん研究センター理事長の中釜斉氏は、4月25日に会見を開き、中央病院(東京都中央区)と東病院(千葉県柏市)の新院長について、管理者としての資質と経験、医療安全の知識と経験に加え、多岐にわたる高度な医療の提供という両病院の役割を踏まえて選任したと説明した。中央病院院長には3月末まで東大教授を務めた瀬戸泰之氏、東病院院長には同センターの先端医療開発センター長を務めていた土井俊彦氏が就任。
2023年の医療機関の倒産動向について、帝国データバンク情報統括部情報取材課長の阿部成伸氏にうかがう本企画。今回は、約4年後以降に診療所の倒産が加速する可能性について教えていただきました。また、医療機関の経営状況がガラス張りとなった昨今では、経営状況を健全にすることの重要性が高まっているそうです。生き残りをかけた診療所経営について詳しくお聞きしました。
医師の働き方改革を巡っては、労働時間が制限されることで収入が減ることが懸念されており、今回のm3.comの調査に対しても、実際に「給与が減った」といった声が多数寄せられた(『アルバイトや当直の制限で「給与減った」の声多数』参照) 。働き方改革の影響で、実際に2024年度の年収の見込みが前年度と比べてどうなるかを尋ねたところ、勤務医の30.3%が「減る」と回答した。そのうち56.4%が「1~2割の減 ...
2024年のゴールデンウィークは、前半が4月27日(土)~29日(月)の3連休、後半が5月3日(金)~6日(月)の4連休となっており、4月30日(火)~5月2日(木)の3日間を休みにすれば最長10連休にすることも可能。医師の皆さまはどのようなGWを過ごされるのか、Doctors LIFESTYLEではアンケート調査を実施、今回は先生方の連休事情にまつわる調査結果をお伝えします。
福岡県を除く九州地方6県と沖縄県では7つの大学病院本院など33病院が指定を受けた。種類別ではB水準が29病院、連携B水準が12病院、C-1水準が13病院、C-2水準の指定を受けた病院はなかった。県別では佐賀県が3病院、長崎県が2病院、熊本県が2病院、大分県が3病院、宮崎県が3病院、鹿児島県が7病院、沖縄県が13病院。
罰則付きの時間外労働時間規制など「医師の働き方改革」諸制度が他業種に遅れること5年、4月1日に始まった。時間外労働時間が土日祝日を含めて年960時間を超える医師が1人でもいる病院は「特例水準」の指定を都道府県から受ける必要があり、m3.com編集部ではこの指定を受けた病院を都道府県別に集計した。
罰則付きの時間外労働時間規制など「医師の働き方改革」諸制度が他業種に遅れること5年、4月1日に始まった。時間外労働時間が土日祝日を含めて年960時間を超える医師が1人でもいる病院は「特例水準」の指定を都道府県から受ける必要があり、m3.com編集部ではこの指定を受けた病院を都道府県別に集計した。
武見敬三厚生労働相が記者会見などで、医師の偏在対策として地域ごとの医師数の割り当てに度々言及している。m3.com医師会員に賛否を尋ねたところ、開業医・勤務医とも賛否が拮抗した。開業医では反対が50.7%、勤務医では賛成が50.8%となり、「医師は公職という要素もある」と割り当てを容認する声のほか、「強権的な医師配置計画は無理」などの懸念が寄せられた。
故郷・大分を離れて東京大学工学部で学び、卒後すぐに結婚、ご主人に帯同して2年間マレーシアに滞在し、帰国した藤田先生。離れたいと願っていたはずの地元・大分に戻った背景は、そしてそこから大分大学医学部の編入試験を受け―― 各大学卒の先生方がリレー方式でご自身を語る「大学別リレー」連載。大分大学リレー7人目の藤田直子先生の大学入学までのいきさつと大学生活をお伝えします。
上司や患者さんから注意を受けて、不条理なクレームを寄せられて…と、仕事をしていると、ついついイラっとしまう瞬間が誰しもあるのではないでしょうか?今回マンガに登場する女性医師、一見穏やかそうに見えるものの、「意外な趣味」で日頃のストレスを解消している模様。運動不足の解消にもなって、一石二鳥なのかもしれませんね。
努力が実って合格した、福岡大学医学部。そこで待っていたのは、仲間たちとの楽しい青春の日々でした。しかし卒業後に母校を離れ、地元の大学病院で臨床研修を始めると、「泣きたくなる経験」が…。各大学の卒業生が、リレー形式で医学生時代を語り継ぐ本企画。福岡大学お2人目、犬塚雄貴先生の2回目は、医学生と医師の違い、大学の学びの違いに衝撃を受けたお話を伺います。
2024年度診療報酬改定で、訪問診療を行う患者ではないなど単発の往診の「夜間・休日往診加算」と「深夜往診加算」が大幅な引き下げとなった。かかりつけ患者以外の小児らに対する夜間往診についてm3.com医師会員に実態を聞いたところ、一部医療機関の利益重視の姿勢を疑問視する声が多数寄せられた。